第2章:初期設定の手順

出典:Anthropic ヘルプセンター(初心者向けにやさしく書き直したものです)

この章では、Claude Coworkを使い始めるための初期設定を5つのステップで解説します。アカウント作成からアプリのインストール、最初のタスク実行まで、順番に進めていきましょう。

1 アカウントを作成して有料プランに加入する

Coworkを使うには、Claudeの有料プランへの加入が必要です。まだアカウントを持っていない方は、以下の手順で登録しましょう。

  1. claude.ai にアクセスし、「サインアップ」をクリックします。
  2. メールアドレスまたはGoogleアカウントで登録します。
  3. 登録後、画面右上のメニューから「プランをアップグレード」を選択します。
  4. 用途に合ったプランを選びます(個人利用なら Pro または Max がおすすめです)。
  5. 支払い情報を入力して、加入完了です。
プランの選び方:個人で使い始めるなら Pro プラン(月額約3,000円)が入門として最適です。より多くの作業量が必要になったら Max プランへのアップグレードを検討しましょう。

2 Claude Desktopアプリをインストールする

Coworkはデスクトップアプリ専用の機能です。まだインストールしていない場合は、以下の手順でインストールします。

  1. claude.com/download にアクセスします。
  2. お使いのOS(macOS または Windows)に合ったインストーラーをダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを開き、画面の指示に従ってインストールします。
  4. インストール後、アプリを起動してClaudeアカウントでログインします。
Windowsユーザーへ:Coworkには最新バージョンのClaude for Windowsが必要です。すでにインストール済みの場合は、必ずアップデートを確認してください。また、インストール前に「このコンピュータはCoworkをサポートしているか」を確認するチェックツールが公式サイトで提供されています。

3 Coworkモードに切り替える

Claude Desktopを起動したら、Coworkモードに切り替えます。

  1. Claude Desktopを開きます。
  2. 画面上部または左側に「Chat」と「Cowork」のタブが表示されています。
  3. Cowork」タブをクリックして、タスクモードに切り替えます。
  4. 初回起動時は「Claudeのワークスペースをセットアップ中」と表示されることがあります。これは正常な動作です。しばらく待ちましょう。
Coworkモードに切り替えると、画面の見た目がChatとは少し変わります。左側にプロジェクトやスケジュール済みタスクの一覧が表示されるようになります。

4 作業フォルダを作って接続する

Coworkはパソコン上のフォルダにアクセスして作業します。最初にテスト用のフォルダを1つ作成して、Coworkに接続してみましょう。

  1. デスクトップや書類フォルダに「Claude作業フォルダ」などの名前で新しいフォルダを作ります。
  2. Coworkの画面で「フォルダを選択」または「接続」ボタンをクリックします。
  3. 先ほど作ったフォルダを選択します。
  4. アクセス許可の確認が表示されたら「一度だけ許可」を選びます(最初は一度だけ許可が安心です)。
フォルダ構成の例(推奨):
最初は以下のようなシンプルな構成がおすすめです。慣れてきたら第3章のプロジェクト別構成に発展させましょう。
📁 Claude作業フォルダ/
  📁 inbox/       ← Claudeに処理してほしいファイルをここに置く
  📁 outbox/      ← Claudeが完成した成果物をここに出力する
  📁 context/     ← Claudeに覚えておいてほしい情報を置く
  📄 CLAUDE.md    ← Claudeへの常時指示を書いたファイル(後述)

5 グローバル指示を設定する

グローバル指示とは、すべてのCoworkセッションに共通して適用される指示のことです。自分の役割や好みの出力形式などをあらかじめ伝えておくことで、毎回同じことを説明する手間が省けます。

  1. Claude Desktop内の「設定 → Cowork」を開きます。
  2. 「グローバル指示」の横にある「編集」をクリックします。
  3. テキストボックスに指示を入力して「保存」をクリックします。
グローバル指示の例:
「私は中小企業の経理担当者です。出力ファイルはすべて日本語で作成してください。Excelファイルを作成する際は、シート名を日本語にしてください。作業完了後は必ず完了メッセージを日本語で表示してください。」
グローバル指示に書いておくと便利な内容:
・自分の職業・役割(例:「私はフリーランスのライターです」)
・出力言語・文体の指定(例:「すべて日本語で、です・ます調で」)
・ファイル命名規則(例:「ファイル名の先頭に日付をYYYY-MM-DD形式で付けてください」)

6 最初のタスクを試してみよう

設定が完了したら、簡単なタスクを試してみましょう。

  1. Coworkの入力欄に、やってほしい作業を日本語で入力します。
  2. Claudeがタスクの計画を表示します。内容を確認してから「実行」します。
  3. 右側の進行状況パネルで、Claudeが何をしているかリアルタイムで確認できます。
  4. 作業が完了すると、指定したフォルダに成果物が保存されます。
最初に試すのにおすすめのタスク:
「inboxフォルダの中にあるテキストファイルをすべて読み込んで、内容を一覧にまとめたExcelファイルをoutboxフォルダに作成してください。」
アプリは閉じないで! Claudeが作業中はClaude Desktopアプリを開いたままにしておく必要があります。アプリを閉じたり、パソコンがスリープ状態になると、作業が中断されます。

次のステップ

基本的な設定と操作を覚えたら、次はプロジェクト機能を使って作業を整理・自動化する方法を学びましょう。

第3章:プロジェクト機能を使いこなすへ →